03-5332-9086
COSMETIC
DENTISTRY
審美的治療
審美的治療について
歯科治療は、まず虫歯や歯周病といった疾患を改善したり、しっかり噛めるようにしたりする「機能性の回復」を目指します。さらに上の段階として、補綴物を白く自然な素材で加工したり、歯並びをきれいにしたりといった「審美面の回復」を目指す治療もあります。こうした、口元の美しさを向上する治療を審美的治療といいます。ライフステージが上がっていくと、成人式や結婚式など、記念写真を撮影する機会が増えてきます。また、モデルやアナウンサー、さらには大事なプレゼンテーションなど、口元や表情が成果に影響するお仕事もあります。こうした場面では口元をきれいにして臨みたいものです。
当院の審美的治療では、白く透明感のある素材「セラミック」を使った補綴治療や、もっとも目立つ前歯の隙間をきれいに見せるラミネートベニアのほか、着色のある歯を輝くような白さにして壮麗な印象にするホワイトニングなどを行なっています。口元のコンプレックスを解消し、自然な笑顔を手にしませんか。
セラミック治療
虫歯の治療で歯を削った部分を、セラミックと呼ばれる素材で補綴する治療があります。
保険診療の銀歯やレジンとは異なり、
自然で透明感のある白さに調整できるうえに変色しにくく、
審美性が高い補綴治療といえます。
-
クラウン
大きな虫歯を削った場合、歯全体に被せるような補綴物を作ります。これをクラウン（被せ物）といいます。保険診療の場合は銀歯やレジンがありますが、銀歯は口を開いたときに目立ってしまうほか、レジンも変色しやすいなど、審美性にデメリットがあります。セラミッククラウンは、天然歯のような自然な白さに調整できるので目立ちにくい補綴物です。また、歯肉になじみやすく、炎症などを引き起こしにくい補綴物といえます。
-
インレー
インレー（詰め物）は、奥歯の噛み合う面などの虫歯を削ったときに、歯型を取り補綴物を装着する治療です。インレーのような部分的な補綴物も銀歯では目立ってしまいますが、セラミックは装着する歯にも色がなじむので自然な見た目になり、かつ変色しにくくなります。また、レジンよりも耐久性があるというメリットもあります。セラミックは非金属製なので、金属アレルギーをおもちの方も安心して装着できます。
-
ラミネートベニア
ごく薄いセラミックを、つけ爪のように歯の表面に貼り付ける治療です。すきっ歯や歯の形、着色などを改善するためのもので、主に前歯に適用します。ホワイトニングでは白くならないケースでも、自然な色に見せることができます。治療の際、ラミネートベニアを貼り付けるために、0.3～0.5mmというわずかな量ですが歯の表面を削ります。
ダイレクトボンディング修復
ダイレクトボンディング
保険外の強化型コンポジットレジンという素材を歯の欠損した部分に直接盛りつけ、天然歯のような自然な色や形を再現する治療です。
保険適用材料に比べ硬く、色もより審美的で天然の歯に近いです。
金属の詰め物に比べて、歯を削る量を抑えられるのも特長です。
ホワイトニングについて
歯の変色にはさまざまな原因が挙げられますが、
食べ物や飲み物に含まれるステインが
歯の表面に付着するもののほかに、
加齢によって表層のエナメル質が減り、
内側にある象牙質が黄色く透けてしまう
というケースもあります。
こうした変色は、歯磨きやクリーニングでは
取り除けないものですが、
過酸化水素または過酸化尿素を主成分とした
薬剤を塗ることで、
歯をご希望の白さにすることができます。この治療をホワイトニングといいます。
ホワイトニングで使用する薬剤は、エナメル質の内部にある色素を分解することで、歯そのものの色を白くします。
また、加齢による変色に対して、エナメル質の構造を
変えることで光を乱反射させて
白い歯に見せることができます。
ホワイトニングは歯科医院で行なうものや
ご自宅で行なうものなどいくつかの種類があり、
それぞれ効果が出る早さや持続期間などに違いがあるので、
患者さまのご希望を伺ったうえで
治療方法をご提案いたします。
-
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院へ来ていただき治療を受ける方法です。ホームホワイトニングよりも濃度が高い薬剤を歯に塗り、光を当てて歯の色素を分解します。オフィスホワイトニングの特徴は、1回目の治療でも実感できるほどすぐに歯が白くなることです。大事なイベントが目前に控えているという方におすすめです。
-
ホームホワイトニング
患者さまに、ご自宅で都合の良い時間にホワイトニングをしていただく治療方法を、ホームホワイトニングといいます。まず、患者さま専用のマウスピースを作り、薬剤と一緒にお渡しします。ご自宅では薬剤を塗ったマウスピースを毎日数時間約2～4週間装着していただき、継続することで歯が白くなります。
-
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングの「デュアル」とは「二重」という意味になります。その言葉どおり、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つを並行して実施することで、より早く歯を白くし、より長期的に効果を持続できる治療方法です。流れとしては、オフィスホワイトニングを受けた後、次に歯科医院へ行くまでの間にホームホワイトニングを受けていただきます。上記2つのメリットを享受できます。
矯正歯科
矯正歯科では、出っ歯、受け口、すきっ歯、八重歯など歯列の乱れや、噛み合わせのずれなどを、矯正装置を使って改善する治療を行ないます。
歯並びが悪いと、見た目がコンプレックスになる場合があります。また、食べ物の咀嚼が充分にできなかったり、体のバランスが崩れて頭痛や肩こりを引き起こすなど、全身に影響を及ぼします。しかし矯正治療を行なうことで、これらを改善できるのです。
歯並びや噛み合わせの悪さが気になるという方は、ぜひ矯正治療をご検討ください。
PAOO
PAOOはPeriodontally Accelerated Osteogenic Orthodontics（外科処置を併用した急速矯正治療）のことです。
一般的に、矯正治療で歯並びが整うまでは2～3年ほどかかりますが、PAOOは健康な顎の骨に切り込みを入れて骨の活性化を図り、歯が移動しやすい状態をつくる治療のため、約半分ほどの期間で終えることができます。
治療期間が短くなるだけでなく、歯根吸収のリスクを抑えられ、治療後の歯の戻りも少ないです。
アライナー矯正歯科
アライナーという、マウスピース型の装置を使った矯正治療です。透明で薄い装置なので装着していても目立たず、審美性に優れています。
また、自分で取り外せるため、装置のない状態で不自由なく食事や歯磨きができます。装置自体の洗浄もできるため、衛生的に治療を続けられます。
自分で取り外せますが、装着時間が短いと計画どおりに歯が動かないため、1日20時間以上装着する必要があります。
【審美的治療の注意点】
- ・機能性や審美性を重視するため自費（保険適用外）での診療となります。
- ・噛み合わせ・歯ぎしり・食いしばりの強い方には、破損防止のためのマウスピースの使用をおすすめすることがあります。
- ・ホワイトニング中に一時的に知覚過敏の症状が出る場合があります。
- ・矯正時に想定よりも歯の動きが鈍く、治療期間が延びたり装置に変更がある場合があります。
●ホワイトニング
- ・審美性を重視するため自費（保険適用外）での診療となります。
- ・知覚過敏の症状が生じることがあります。
- ・数回施術が必要な場合があります。
- ・施術後は、後戻りする場合があります。
- ・施術後は、白さを維持するためのメンテナンスが必要になります。
●矯正治療 (アライナー矯正)
- ・機能性や審美性を重視するため自費（保険適用外）での診療になります。
- ・歯を移動させる力により、一時的に痛みや違和感を覚えることがあります。
- ・装置の装着により、歯磨きしにくい部位が出ることがあるため、ハブラシが不十分だった場合、虫歯や歯肉炎なりやすくなります。
- ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に約2～3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期（乳歯と永久歯が混在する時期）に行なう第1期治療で約1～2年、永久歯がすべて生え揃った後に行なう第2期治療で約1～2年半を要することがあります。
- ・矯正治療終了後、歯が後戻りしないようにリテーナー（保定装置）を使用していただきます。
ご予約・ご相談はこちらから
- 【診療時間】
- 月・火・木 ｜ 9：30～13：00／14：30～19：00
金 ｜ 9：30～13：00／14：30～18：00
土 ｜ 9：30～13：00／14：30～17：00
- 【休診日】
- 水曜・日曜・祝祭日